時代の流れと子供の教育について

教育のための体罰は自己否定をつくる可能性がある

ニュースで体罰の話を聞くと、とても心を痛めます。なぜなら、体罰を受けた子は心に深い傷を負うからです。人を自分の思い道理に動かしたいときに最も簡単な方法が恐怖心を与えることです。恐怖を与えられた人間は、抵抗をやめて相手の言うことをきくようになります。でも、それは決して相手の言葉を納得しているのではありません。そのため、相手に対して不信感を抱くようになります。たたかれたくない、殴られたくないから相手に従うという行為は自分をみじめな気分にもさせることにつながります。その体罰を与える相手が、もし自分の親だったり先生だった場合は、みじめな気分は一層ふかくなります。なぜなら、親や先生は体罰をしつけや教育だという言葉にあてはめて行うことが多いからです。

自分の信頼している相手や、大好きな人からお前が悪いとたたかれていたら、その子は自己を否定するようになります。自己否定をするということは、自分を愛せなくなってしまうということです。もし、相手の悪いところを直したいと思うなら、恐怖で支配する体罰ではなく、どんなに時間がかかろうともどんなに大変な思いをしようとも相手を傷つけない言葉で何度も何度も言い聞かせるのが真の教育だといえるはずです。

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